榎ありさの独り言だけど聞いてPart3

シンガーソングライター、司会、ヨガインストラクターの榎ありさのなんか色々♪

ボランティア

やはり、だんだんと

参加者が少なくなってきてますね。

今回、この寮に止まるのは

私達ROAD隊だけです。

まごころネット(社協)の体育館に泊まってる方も

たくさんいますが

10月になり

さらに激減したとのこと。

もちろん

作業内容も変わってきていて

例えば、津波で流された写真の修復作業などは

プロの写真屋さんが

仕事としてやっていくから

ボランティア(無料)では

やってほしくない

などといった声も聞かれます(地域によってはまだまだ必要な場所、あります。)

被災者さんの中でも

その費用が払える人、払えない人

また、家の瓦礫撤去も

お金を出して

業者に一気にやってもらう人

ボランティアなどによる手作業で

ゆっくりと進んでいく人

「被災者」といっても様々です。

ボランティアさんの中には

「大物」の瓦礫撤去が済んだ後の

泥の掻き出し作業など

いわゆる「地味」な作業に

「達成感」が無いからつまらない

という言葉を出す方もいるそうです。

ボランティアは

被災者さんの心に寄り添うための存在。

例えば

そこにはもう

建物は復活しないかもしれないけれど

そこで被災された方々の心情に寄り添うために

「忘れてませんよ」

とゆう思いを伝えるために

黙祷をして

泥を取り除いていくのです。

緊急的な支援が無くなってきたこれからは

さらに、その思いが必要だと

私は思います。

ボランティアをする行為自体は

「自己満足」でいいと思いますが

自らの達成感を

活動に望むのならば

それは押し付けであり

ボランティアではありません。

「達成感」が無いからといって

無力感を感じる必要もありません。

一見、作業は減ってますが

まだまだ支援の手は必要です。

「ボランティア」の意味をちょっとだけ再考していただいて

「行こうかな」

「でも、ちょっと不安だな」

と感じている方々

勇気を出して

最初の一歩を踏み出してください。

「見捨てられていない」

「忘れられていない」

とゆう思いが

復興、復活への強い後押しになります。

私もしっかりと考えて

明日からまた

陸前高田に通います。