榎ありさの独り言だけど聞いてPart3

シンガーソングライター、司会、ヨガインストラクターの榎ありさのなんか色々♪

生命のメッセージ

復興支援のお手伝いをさせていただいてる

震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな)が入る

日本財団ビルでは

今「生命のメッセージ」展が

開催されています。

「震つな」での仕事を終え、

時間もあったので

展示の意味を知らずに、

明るい雰囲気に誘われ回ってみると

そこには、とても重い

そして大切な大切なメッセージが詰まっていました。

生命のメッセージ

殺人、悪質な交通事犯、いじめ、

医療過誤、一気飲ませなどの結果

理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役のアート展

メッセンジャーとゆう

犠牲者ご本人の等身大型の白いパネルがあり

そこにご本人の写真や家族のメッセージ

足元にはご本人の生きた証ともいえる

生前履いていた胸の当たりには

赤い毛糸で作られたハートが付いています。

綺麗な白いパネルに

とても可愛い、毛糸のハート。

それらが何なのか理解できるまで

少し時間がかかりました。

理解してからは

貪るように、読ませていただきました。

いろんな背の高さのパネル。

亡くなられた(殺された)時の状況も

書かれています。

大切な人の死。

震災や病気で失うことも

身がよじれるほどの辛さですが、

大切な人の命を奪った相手が

天災」「病気」なら

いつかはその死を、

受け入れる事ができるかもしれない。

だけど、ここにある靴の持ち主たちは

」に命を奪われた方々。

理不尽、不条理

言葉にできないほどの無念を感じます。

残された家族は、いつまでも

人に対する怒りや恨みと共に

生きていかなければならない。

うまく伝えられないのですが・・・

人は死に方は

ほぼ選べません。

だからこそ、

自分の命も他人の命も

何よりも大切にして生きていくのが

「人」なんだと思います。

「生」「命」の重さ、大切さ。

この16年間、考える機会はたくさんあるのに

いつまでたっても

上手に表現できない。

ただ、

天災や病気での死は防げなくても

この人たちの「死」は

防げたんです。

やっぱりうまく表現できない。

悔しいです。

「命」を奪った「人」さえいなければ

この靴の持ち主たちは

違う足跡を残して

今でも生きていたはずなんです。

この展示は

今日日金曜の

19時まで開催されています。

最寄駅は地下鉄虎ノ門

国会議事堂前

入場無料です。

受け取るメッセージは

人それぞれだと思います。

お時間ある方は、

足を運んでみてください。

私も、もう1度見て

受け止めてこようと思います。