支援物資について
問い合わせがあり
思うことがあるので、書かせて下さいね。
今日皆様から頂いた
EE:AEAAB支援物資
EE:AEAAB
野菜の種
新品の靴下
現場では
ハサミが無い場所もあるので
金具は外して

サイズも明記したら
個別に袋に入れます。

そうすると、仕分ける手間が省けるので
少しでも早く
誰かの
笑顔に繋がります
EE:AE4FB
わざわざ買って
持ってきていただいて
本当にありがとうございます!
巡りめぐって
愛があなたのもとにも届きますように
EE:AEAAB
被災地では
すぐに
ニーズが変わっていきます。
明日の
湘南台公園で
『
物資』をお持ちいただいても
受け取れませんので
ご了承下さいね。
また、
「
穴の開いた靴下」や「
古着」は
どこの被災地でも受け取りません。
もちろん、私も
受け取りません。
支援物資は必ず、
どんな物でも
『
新品』
pict:newでお願いしますね。
贅沢だ、
と思われる方、
少しだけ想像してください。
被災地では
まだ水道も電話も通っていない地域が
たくさんあります。
テレビで見る『被災地』『避難所』は
かなり恵まれた地域
そして
コントロールされた映像が多いです。
家、家族、仕事
何もかも流されてしまい
文字通りの一文無し
たとえ瓦礫撤去などの日雇いなどの仕事があっても
まだ、動けない
一歩が踏み出せない方も
たくさんいます。
逆に
がむしゃらに再建に向けて動き出し
心身を壊してしまった方もいます。
疲れを取るための
お風呂にも入れず
(
自衛隊のお風呂などは一人
30分、
ほとんどが週
2回です。)
夜は、体育館や公民館で雑魚寝
パンやおにぎり、
カップラーメンは
たくさんありますが
温かい野菜などの
炊き出しは
せいぜい一週間に
1.2回です。
手持ちのお金も
そろそろ尽きる方もいます。
そんな生活を
二ヶ月も続けている方が
新品で清潔な靴下を望むことは
『
贅沢』ですか?
義援金を貰えるから?
仮設住宅や、家電を貰えるから?
生活用品、あれもこれも貰えるから?
だけども
失った家族や友人の命、
思い出は貰えません。
恐ろしい記憶も、
心がえぐられるような痛みも、
誰も消してくれません。
これから、
自分の力で
辛い思いを抱えて
生き抜いていかなきゃいけないのです。
いつかは
支援の手も無くなります。
それまでは
出来る人が出来る支援を続けましょう。
いろんな考え方があるでしょうが
穴の開いた靴下や
黄ばんだ肌着、
ご飯粒がついたままのセーターを送るくらいなら
何にもしないでください。
自分の生活を
精一杯生きて下さい。
それがきっと
支援に繋がると思います。
今、東北に届けている支援は
きっと
日本全体のためになります。
そして
形を変えて
必ず、
自分に帰ってきます。
皆様、
本当の『
支援』とは何か
ひと呼吸おいて
もう一度考えてみてください。
m(_ _)m