榎ありさの独り言だけど聞いてPart3

シンガーソングライター、司会、ヨガインストラクターの榎ありさのなんか色々♪

被災者とゆう言葉

活動報告書を作成する上でも

blogを書く際にも

必ず使用するけれど

心に引っ掛かるのが

『被災者』とゆう言葉。

被災者のニーズ、

とか

被災者のために、

などなど。

だけど、

『被災者』と呼ばれることに

違和感や憤りを感じる人も

たくさんいるわけで…

誰しも、好んで

『被災者』になった訳じゃないもの。

「被災者」は

一時的な弱者ではあるけれど

それで

同情されたいわけではない。

立場が

下になった訳でもない。

だけど

支援物資を仕分けしていると

汚れた古着や、

穴の開いたシャツなども入っていて

そんなの配給されると

惨めな気持ちになりますよね。

ヨレヨレの

ピンクのトレーナーを着ていたおばあちゃまが

「サイズも柄も

選べないからねぇ」

と、悲しい顔をされていたり

栄養ギリギリなのに

「炊き出しなんて、恥ずかしくて並べない」

とゆう方も

実際にいるのです。

『被災者』さんの生活サポートをするのが

私達災害支援スタッフの

大切な仕事でもありますが

どこまでココロに入っていけるか

難しいところです。

入らなきゃいけないところには

手遅れになる前に

がっつり入りますが。

同じように

『チャリティ』とか『ボランティア』って言葉にも

ちょっとだけ

違和感を感じるのです。

だけど

他にいい言葉が見つからないなぁ。

あぁ、

今こそ社会全体が

もっともっと優しく柔らかくなれたらいいな。

書いていて思った。

今はバリバリ働いていても

明日は、

怪我や病気や介護や育児などで

働くにも生きるのにも

周囲の助けを

借りなくてはいけなくなるかも。

誰しも明日

社会的に、一時的弱者になる可能性がある。

だけど

周囲が柔らかくサポートしてくれたら

安心して、

復帰のために頑張れる。

災害被災者とか、

ボランティアとか

そんなの関係なく

困ってる人には手を差し延べる

自分が困ったら

遠慮なく、誰かの手を借りる

安心して、困れる。

理想論、なのかなぁ。

だけど

この震災から少し立ち上がった時には

日本はもっと

思いやりに溢れた社会になるって

信じます。

政治やエライ人のせいにしないで

ひとりひとりが

もちろん私も

心の温度を少しあげて生きていきたいです。